『E-HRT』はローラーポンプ耐久性と耐透過性に特に優れ、
耐熱・超柔軟・耐薬品にも優れたスチレン系エラストマーチューブです。
耐熱ソフトチューブ100℃ E-HRT
耐熱性・柔軟性・耐薬品性を必要とするチューブをお探しの方へ!
●法規制対応
・日本薬局方に適合した材料を使用
・FDA(21CFR)に収載された材料を使用
注文コード | 型番 | 内径×外径 | 使用圧力の 目安値 at20℃ |
許容曲げ半径 at20℃ |
定尺 | 販売価格 | カート ※カート内で数量変更可能 |
mm | MPa | mm | m | ||||
302-0000939 | E-HRT-4×6 | 4×6 | 0~0.07 | 30 | 100 | 34,200円(税抜) |
|
302-0000940 | E-HRT-6×8 | 6×8 | 0~0.05 | 50 | 37,050円(税抜) |
用途・流体
● 「100℃の熱湯洗浄」を必要とする食品・飲料の製造工程向け。
※滅菌処理(オートクレーブ)の結果、著しい寸法変化が無いとこを確認。(メーカー調べ)
● 「金型冷却」用途向け
● シリコーンチューブからの流体「透過対策」
● ローラーポンプ用途でのチューブ耐久性向上による「取り替え頻度の改善」
●「食品・飲料」「化粧品・香料」の移送配管
● ファインケミカルなどの「高純度化学薬品」の移送配管
● 酸、アルカリなど「薬液」の移送配管
● ピンチバルブ用チューブ
耐熱ソフトチューブ 100℃ E-HRT
● 食品衛生性…FDA(21CFR)に収載された材料を使用しています(食品接触物・食品添加物等として)
食品衛生法・食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)に適合しています。
● 耐熱性…滅菌処理(オートクレーブ)の結果、著しい寸法変化が無いことを確認済み。
※推奨:121℃×15分
※オートクレーブ処理後、チューブが白く曇ることがありますが、乾燥すると元の状態に戻ります。
● 耐久性…ローラーポンプ用途での耐久性が約3割向上します。
※市販シリコーンチューブとの比較試験実施済
ガス透過試験
【 結 果 】:市販シリコーンチューブは内容液の減少が確認された一方、
『E-HRT』は特段の変化がなかった。
ローラーポンプ耐久試験
『E-HRT』と「市販シリコーンチューブ」を ローラーポンプに設置し、一定条件下で運転。 確認項目①、②について検証を行う。
【 結 果 】:流量変化率に変化はあったものの、E-HRT チューブに異常はなし。
E-HRT 耐薬品データ
耐薬品データ ご使用上の注意
1. この耐薬品性一覧表の判定基準は一定の条件下で作成しています。従って貴社の使用環境、使用条件、使用期間等によっては、判定基準が◎または〇であっても適さない場合があります。
2. ご使用の際には必ず貴社にて実際の使用条件下でのご確認をお願いいたします。
3. 一覧表の薬品は特に断りのない場合、水溶液濃度は飽和状態とします。
4. ( )内は、濃度・試験温度を示します。
5. この一覧表は、材料の耐薬品性一覧表であり、薬品が気体である場合の透過率を表すものではありません。透過すると危険である薬品類(活性ガス等)は、使用しないでください。
判定基準
◎:全くあるいはほとんど影響がない。
○:若干の影響はあるが条件により十分使用に耐える。
△:なるべく使用しない方がよい。
×:大きく影響があるため、使用に適さない。
– :データ無し
※材質:ポリスチレン
薬品名 | 判定 | 薬品名 | 判定 |
---|---|---|---|
アニリン | △ | カセイソーダ ※水酸化ナトリウム (10%・室温) |
◎ |
アクリル酸ブチル | × | カセイソーダ ※水酸化ナトリウム (30%・室温) |
- |
アセチレン | ◎ | カセイソーダ ※水酸化ナトリウム (30%・70℃) |
- |
アセトアルデヒド | △ | ガソリン | - |
アセトン | × | ケロシン(灯油) | - |
亜硫酸ナトリウム | ◎ | 酢酸亜鉛 | ◎ |
アンモニア(無水) | - | 酢酸アルミニウム | ◎ |
アンモニアガス | - | 酢酸カルシウム | ◎ |
硫黄 | ◎ | 酢酸鉛 | ◎ |
イソプロピルアルコール | - | サラダ油 | 〇 |
エーテル(ジエチルエーテル) | - | シアン化ナトリウム | ◎ |
エチルアルコール(エタノール) | - | 次亜塩素酸 | - |
塩化アルミニウム | - | 次亜塩素酸カルシウム | - |
塩化アンモニウム | ◎ | 次亜塩素酸ナトリウム(5%・室温) | ○ |
塩化カリウム | ◎ | 硝酸(10%・室温) | ○ |
塩化カルシウム | ◎ | 硝酸(10%・70℃) | × |
塩化(第二)水銀 | ◎ | 水酸化カルシウム | ◎ |
塩化(第二)鉄 | ◎ | 水酸化バリウム | ◎ |
塩化ニッケル | ◎ | 水酸化マグネシウム | ◎ |
塩化バリウム | ◎ | ふっ化ほう素酸 | ◎ |
塩化マグネシウム | ◎ | ヘキサン | - |
塩酸(20%・80℃) | × | ホウ酸 | ◎ |
塩水 | ◎ | メチルエチルケトン | × |
塩素ガス(乾) | ◎ | 硫酸(10%・室温) | ◎ |
塩素ガス(湿) | - | 硫酸(10%・70℃) | 〇 |
オゾン | - | 硫酸(30%・室温) | ◎ |
過酸化水素 | - | 硫酸(30%・70℃) | △ |
過酸化ナトリウム | - | 硫酸(98%・室温) | × |