技術資料

ゴム 性能一覧表 -(マ)

・無機薬品に対する抵抗性は試料の外観の変化、液の汚染の程度、及び物性の変化を重視。

◎=優 全く、あるいはほとんど影響がない
○=良 若干の影響はあるが条件により十分使用に耐える
△=可 なるべく使わない方がよい
×=不可 烈しい影響があるため、使用に適さない

・有機の油、溶剤に対する抵抗性は、試料を室温で48時間浸せきして重量変化を測定し、下記に従って分類。

重量変化率10%以下
重量変化率11~30%
重量変化率31~100%
× 重量変化率100%以上

上記のほか多硫化ゴムがビールやミルクなどに×になっているのは悪臭により食品用に不適となっている。

(注)特に断りのない限り水溶液濃度は飽和状態、温度は常温(RT)である。
例: 酢酸〔10・RT〕は10%、室温の略 〔50・70〕は50%、70℃の略

※耐薬品性の表示はあくまでも目安としての参考値です。実際のご使用は試験片などによる実験試験でご確認の上、ご使用下さい。

各種ゴムの耐油性、耐溶剤性、耐薬品性一覧表-(マ)

名称 イソプレンゴム
天然ゴム
ブタジエンゴム スチレンゴム ブチルゴム エチレンプロピレンゴム クロロプレンゴム クロロスルフォン化
ポリエチレン
エピクロルヒドリンゴム ニトリルゴム アクリルゴム ウレタンゴム 多硫化ゴム シリコーンゴム フッ素ゴム
IR
NR
BR SBR IIR EPDM
EPM
CR CSM ECO
CO
NBR ANM
ACM
U T Q FKM
マレイン酸          

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